三井住友カードゴールド(NL)は、
- 条件クリアで年会費が永年無料
- セブンイレブンや対象店舗で7%還元
- SBI証券のクレカ積立で最大1%還元
といったメリットがあり、人気のクレジットカードです。
しかし実は、三井住友カードゴールド(NL)は使い過ぎると還元率が下がります。
「使い過ぎ」とは年間100万円以上のクレカ払いです。もし200万円以上の支払いに三井住友カードゴールド(NL)を使うと還元率は1%以下になります。
では、どうして使えば使うほど還元率が下がるのか、そのカラクリを解説します。
また、「三井住友カードゴールド(NL)は使いたい!でも損はしたくない」という人に向けてシンプルな対策をご紹介します。
三井住友カードゴールド(NL)のクレカ払いによる還元率の推移
三井住友カードゴールド(NL)のクレカ払いの還元率は下表のとおりです。
年間のクレカ利用額 | 還元率 | 合計P | 通常P | ボーナスP |
50万円 | 0.5% | 2,500 | 2,500 | 0 |
75万円 | 0.5% | 3,570 | 3,750 | 0 |
100万円 | 1.5% | 15,000 | 5,000 | 10,000 |
125万円 | 1.3% | 16,250 | 6,250 | 10,000 |
150万円 | 1.16% | 17,500 | 7,500 | 10,000 |
175万円 | 1.07% | 18,750 | 8,750 | 10,000 |
200万円 | 1.0% | 20,000 | 10,000 | 10,000 |
225万円 | 0.94% | 21,250 | 11,250 | 10,000 |
250万円 | 0.9% | 22,500 | 12,500 | 10,000 |
通常ポイントは三井住友カードゴールド(NL)の基本還元率0.5%に基づき算出し、ボーナスポイント10,000Pは100万円以上のクレカ払いでもらえるものです。
三井住友カードゴールド(NL)の年間クレカ利用額が100万円の時に還元率が1.5%と最も高いです。
しかし、その後は徐々に還元率が下がり、クレカ利用額が200万円の時には還元率は1%まで下がります。
次に三井住友カードゴールド(NL)のクレカ利用額に応じたポイント数と還元率をグラフで見てみます。

オレンジ色の線が還元率です。年間100万円以上利用すると還元率は右肩下がりになっているのが分かります。
クレジットカードにおいて還元率を重視するなら、三井住友カードゴールド(NL)は年間100万円を超え過ぎないことが重要です。
三井住友カードゴールド(NL)の還元率を下げない対策法

三井住友カードゴールド(NL)の還元率を1.5%から下げないためには、年間100万円のクレカ利用はギリギリで達成する必要があります。
具体的な対策法として、
- 三井住友カードゴールド(NL)に集約しすぎず
- 2枚目のクレジットカードを作る
ことが重要です。
- 月々の固定費だけで年間100万円のクレカ利用を軽く超えてしまうなら、一部の固定費を別なクレジットカードに変更する。
- 固定費だけでは年間100万円に届かない場合は、趣味や旅行、家電の購入、車にかかる費用など、変動費を三井住友カードゴールド(NL)で支払う。
他社のクレジットカードの内、楽天カードは基本還元率が1%、リクルートカードは基本還元率が1.2%で年会費も無料なのでおすすめです。
私にとって三井住友カードゴールド(NL)はメリットの多いクレジットカードなので1枚に支払いを集約したい気持ちがあったものの、還元率が徐々に下がるという落とし穴がありました。
2枚目のクレジットカードと組み合わせて、損しないクレカ払いを行ってください。
以上です!